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いえさき先生のコラム

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食いしばりを放っておくと美人もブスになる!

エラが横に張り出していたり、頬が下がってきたら、食いしばりグセがあるかもしれません。

食いしばるその瞬間には、100キロ以上の力がかかるというから驚きです。そんな力が歯にかかると、歯が削れて知覚過敏になったりしますし、歯の高さが変わるので長い期間放っておくと、関節の位置も変わります。すると、筋肉が左右均等にうまく使われないので、顔がこるようになります。顔の筋肉の機能が落ちるので、頬がたれたり、ほうれい線が深くなるなど、せっかく美人顔トレーニングをしていても、ブス顔へまっしぐらです。

食いしばりは筋肉が緊張している状態ですから、顔の血液やリンパの流れも悪くなり、老廃物が外へ排出されづらくなります。くすみや肌荒れ、むくみの原因にもなるので、美容のために、いいことはひとつもありません。

また、頭痛や肩こりの原因が、実は食いしばりだったという例もあります。美容だけでなく、健康を妨げる原因にもなるのが食いしばりです。

では、あなたは食いしばりをしているでしょうか?自覚している人は少ないのではないでしょうか?そこで自分が食いしばりをしているかどうかを知るために、鏡で舌を見てみましょう。舌のまわりがボコボコしていたら、食いしばりをしている可能性大です。食いしばっているときに舌を歯に押しつけているため、食いしばりをする人は舌の周囲と頬の内側に歯型がつきます。

 

くいしばりを防ぐにはどんな方法があるのでしょうか。

くいしばりを防ぐの前にまずくいしばりについてご説明しましょう。

1.食いしばりとは
食いしばりとは、専門用語ではクレンチングと呼ばれ、ブラキシズムの1つです。、上下の歯で強く噛み合わせる事は、お分かりですね。上下の歯と歯が当たっている(接している)のは、食事の時と会話で「
ン」と発音する時だけで、1日当たりで考えると平均20分程度であろうと言われています。
それ以外は、上下の歯は1~2㎜程度隙間を開けた状態で保っている(安静空隙がある)のが正常です。
しかし、食いしばりの癖がある場合は、1日に昼間であっても1時間から2時間、夜間も行っているとする数時間にわたり大きな力で上下の歯を噛み合わせる状態になります。

2.食いしばりの原因
食いしばりの原因は、主にストレスです。ストレスというと精神的要因がクローズアップされますが、暑い寒いや気候など肉体的なストレスが大きい部分を占めています。
それに加えて噛み合わせの悪さなど歯にかかわる直接的要因も関係しています。それぞれについて少し詳しく説明したいと思います。

①ストレス
食いしばりの主な原因は、ストレスや緊張です。
ストレスというと精神的要因と思われがちすが、暑い寒いといった肉体的ストレスの影響も大きいです。
対人関係など何らかしらのストレスがある場合や、緊張する場面に遭遇した場合に、食いしばりをしやすくなります。
ストレスがあると、肉体は戦闘態勢に入り交感神経が優位になるので、口の周りの筋肉が緊張し、食いしばる状態になりやすいのです。
逆に食いしばりをすることでストレスの発散に使っているという考え方もあります。

②歯に関わる直接的的要因
噛み合わせが悪いと、しっかり噛む事ができずに、脳が噛む力を強くする指令を送ります。その結果、食いしばりの力が強くなる事があります。

3.食いしばりが原因で起こる症状
食いしばりによる症状は、お口の周囲に起こるものから、全身的なものまで、多岐にわたります。

① お口のなかで起こる症状
・歯が割れたり欠けたりする

・歯が擦り減る

・歯がグラグラとする

・歯が移動する

・骨隆起ができる

・知覚過敏が起きる

・歯髄炎が起きる

・歯周病が悪化する

・顎関節症になる

・口腔乾燥症が起こる

・虫歯が起きる

4.食いしばりを治す方法

食いしばりの原因は上記の通り、様々な要因が重なって起こります。
従って、「これをしたら必ず治る」という治療法はありません。いくつか効果的な方法がありますので、これらを組み合わせて行っていく事が必要です。

①マウスピース

歯科医院で歯の型を取り、カスタムメイドのマウスピースを作成し、夜間に装着して、寝ている間に無意識に食いしばりをするのを防ぎます。
寝ている間は、食いしばりをしないように自ら注意する事ができません。無意識のうちに食いしばりを行うので、強い力で長時間してしまう事も多く、歯や歯ぐきしいては筋肉や骨、顎関節へのダメージが強くなります。
マウスピースを装着する事で、歯や顎に掛かる力を分散させ、ダメージを軽減します。

保険適用の場合、3割負担の方で7千円前後の費用がかかります。通販などで既成品もありますが、歯並びを崩してしまうような危険性もある為、あまりおすすめしておりません。

② 噛み合わせの調整
噛み合わせが悪く、高い部分や低い部分があると、食いしばりを助長させてしまう事があります。歯科医院で噛み合わせのチェックと調整を行うと良いでしょう。

③ 全身のストレッチ運動
首・肩・手足・腰などを伸ばす運動をし、筋肉の緊張をほぐします。食いしばりにより首や肩がこる事がありますが、逆に、首や肩がこっていると、食いしばりを起こしやすくなります。
④ 自己暗示
自分で、上下の歯と歯を合わせないように自己暗示させます。食いしばりをしないように、イメージを膨らませることが大切です。
上下の歯を接触させている事に気がついたら、意識的に歯と歯を離し、深呼吸するなどしてリラックスさせましょう

⑤脱力運動
筋肉を脱力させる感覚を得るためのトレーニング法です。手を思い切り上に伸ばして緊張させてから、一気に肩の力を抜き、脱力させます。また、肩をぐっと上に挙げて一気に力を抜きます。このように筋肉を緊張させて、脱力させる運動を何度か繰り返すのが効果的です。

 

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強烈な顎の痛みを訴えて来医院された患者さんです。

マウスピース作製装着後1週間ですべての症状がなくなりました。左下が術前のフェイスライン右下が術後です。

筋肉がリラックスしたことで、お顔の表情が柔らかくなりフェイスラインも整いましたね。

お顔の非対称もなくなったってお顔も整ったのですが、残念ながら正面の写真は、お見せすることが出来ません。

あっさりと治ったので患者さんは、とても喜んでおられました。

治療期間1週間

治療費は、保険診療で7000円程度

マウスピースの使用を中断すると再発しやすいリスクがあります。

顔の形まで変わる!歯列矯正は一番身近で安全な美容法です。

 

笑うときに口を隠す女性がいます。そんな人を見ると、歯列矯正をすれば自信が持てるのに・・・と、よく思います。

矯正は子どもの頃に行うものと思っている人も少なくありませんが、最近マウスピース型の矯正など、種類が増え、大人になってからでも気軽に矯正ができるようになりました。

顔を変える整形手術に抵抗がある人も、歯列矯正にはあまり抵抗を示しません。歯列矯正は、顔の骨格が変わるのでフェイスラインやあごの位置が変わる、笑顔が変わるなど、その見た目の変化は手術並みです。ですから、歯列矯正は整形手術と比べて身近で安全な美容術だといえるでしょう。

あごが長い、短い、口の上の部分が前にせり出しすぎているなど、骨格にまつわる顔の下半分の悩みは、歯列矯正で整えることも可能な場合があります。悩みがある人は、ぜひ一度ご相談くださり、歯列矯正の話を聞いてみてください。無料カウンセリングも随時実施しております。