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いえさき先生のコラム

糖尿病以外にも様々な病気との関連が指摘されています。

糖尿病以外にも歯周病との関連が指摘されている疾患がいくつもあります。

現在も研究が続けられ、いろんなことが解って来ています。今回は、動脈硬化、誤嚥性肺炎、早産と低体重児出産そしてアルツハイマー病を取り上げよます。

動脈硬化とは心臓から全身に向かう血管のしなやかさが失われ血液の流れが悪くなる病気です。動脈硬化の種類には、いくつかありますが、よく見られるのがアテローム性動脈硬化です。これは、血管の内側の壁にこぶのような塊ができるもので、こぶが大きくなると血の流れを止めてしまうことにつながります。それが、心臓の血管で起きたものが心筋梗塞と言われるものです。

アテロームを詳しく調べてみると中から歯周病菌が見つかることがあります。また、心筋梗塞を起こした患者さんに歯周病の人が多いことも報告されています。こうした数々の証拠から歯周病は、心筋梗塞の引き金の一つと考えられるようになりました。

誤嚥性肺炎は、高齢者によくみられる病気で、本来なら食道に入る食べ物などが誤って気道に入り、その際に肺に侵入した細菌によって引き起こされえる肺炎です。誤嚥性肺炎は、高齢者の試飲の上位に入っています。歯周病と誤嚥性肺炎もしくは肺炎との関連については、多くの報告がある。例えば、福岡県で80歳を対象に行われた調査では、歯周ポケットのある歯の数が10本以上の人とそうでない人に比べて肺炎で死亡する危険性が3.9倍高いことがわかりました。また、歯磨きをはじめとした口腔ケアを行うことによって肺炎が起きにくくなったという報告も世界中で出てきています。こうしたことから、高齢者は、適切な口腔ケアをすることで、肺炎の予防効果が期待できると考えられています。

歯周病菌が、妊娠中の母親の子宮内の羊水に感染を起こすことで、感染を起こしたのち、出産が起こるため、早産の原因になると言われています。早産の胎児の羊水から、歯周病菌は検出されていることが世界中で報告もされています。

早産とは、妊娠37週未満での出産のことです。また、2500gに満たない場合は、低体重児出産と呼ばれています。喫煙や飲酒がこれらの原因になることは、昔から知られていますが、現在では早産と低体重児出産のいずれにも歯周病が関係しているというのが多くの研究者の見解であす。通常の場合でも、分娩のさい、母胎内では炎症物質の増加が起きることが知られています。この増加とホルモンの量や種類の大きな変化によって、分娩が進むのです。そして、まだはっきり仕組みは解っていませんが、歯周病があるお母さんの身体には、もともと炎症物質が多いために、通常より早く始まってしまう説もあります。

アルツハイマー病と歯周病の関係についても様々な報告がされていて今後解明に向かうものと思われます。歯周病とアルツハイマー病との関係については、また詳しくお伝えしたいと考えています。

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