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いえさき先生のコラム

かみ合わせコラム

噛みあわせが悪いと、ブスに口の中に異常があると、デブになるの!?

噛みあわせが悪いと、ブスになる?口腔内に異常があると、デブになる??

美魔女肩だしmain

「芸能人は歯が命」なんてCMがありましたが、今や一般人だって歯が命!です。だって歯は、美容や健康に直結する大事なパーツですから。

噛み合わせや口腔内の病気が原因で、おブスになったりおデブになったり。その他にも、怖~い病気や生活習慣病の原因になることもあるのです。

歯の重要性をよく知って、せめて半年に1回は歯医者へ歯科検診に行きましょう。

噛みあわせが悪いと・・・

噛み合わせが悪いと、ブスになる。これはどうやら事実のようです。何故ならば、美しい人間の顔の条件には「左右対称(シンメトリー)であること」が含まれているからです。

噛み合わせが悪いと、歯の片側ばかりを使って食事をするようになるため、左右のあごの筋肉が均一に発達しなくなってしまいます。均一でないということは、左右対称でなくなるということ。

あごのラインのずれや歪みは、口元→頬→目元と他のパーツにも影響をおよぼします。そして全体的に左右非対称の顔が出来あがり、人が見て「美しい」と感じる感覚から外れてしまうのです。ゆわゆる歪んだ顔になるわけです。

とはいえ、いくら左右が対象であっても口元が受け口や出っ歯になっていると、今度は「顔の上下のバランスが崩れている」と見られることになりますね。左右にずれが起こると顔がゆがみ、前後にずれると、受け口や出っ歯に見えます。

特にひどい出っ歯や受け口の場合は、口を閉じた時に微妙なすき間が出来てしまうため、間の抜けた印象を持たれがち。美男や美女とは程遠くなってしまいます。噛み合わせの悪さも顔の歪みにつながり、美醜に関わる大きな問題なのです。

口の中に異常があると・・・

口の中に異常があると痛みや違和感のせいで充分な咀嚼ができなくなるため、あまり噛まずにかきこむような早食いをするようになったり、あまり噛まなくとも食べられる柔らかいものばかりを好んで食べるようになってしまいます。

そうして充分に咀嚼をせず細かくかみ砕かずに、飲みこむようにして食事をしていると、なかなか満腹中枢の刺激に繋がらず満腹感を得られないので、結果的に大食いをすることになってしまいます。そして回りまわって最終的には、太ってしまう、というわけです。

もっと怖~いこともありますよ。

ここまでは歯が美容におよぼす影響について書いてきましたが、噛みあわせや口腔内の異常は健康にも影響をおよぼします。

例えば、頭痛や肩こりの原因が歯にある、という事実。噛みあわせが不自然だと、あごから側頭部にかけての筋肉が常に緊張している状態になってしまいます。そしてその緊張状態が続くと、筋肉が硬くなり、血行が悪くなり、頭痛や肩こりが生じる原因になるのです。

この他にも、耳鳴り・不眠症・自律神経失調症・集中力の欠如などの原因は噛みあわせが悪いせいだった、ということもあります。

噛みあわせの悪さは、顔だけでなく全身の骨格が歪む原因になり、あらゆる不定愁訴(特定の病名をつけられない、ばくぜんとした身体の不調)を招いてしまうのです。

そして、もっともっと怖いのが歯周病。歯周病菌によって、心筋梗塞や脳梗塞が引き起こされることがあるのです。

歯周病菌はもともとは口腔内に存在しますが、腫れた歯肉から体内に侵入し、骨に入った後血管内に入り、全身の血管内をめぐります。そうしてプラーク(歯垢)が脳や心臓の血管にたまり、血管が詰まって脳梗塞や心筋梗塞が起きてしまうことになるのです。

また、口の中に歯垢が多くみられる場合、口呼吸をすることで、また誤嚥することで細菌が肺へ侵入し肺炎になることも考えられます。

なにしろ、30代以上の方の80%以上が歯周病にかかっており、世界の大人の人口の約半分35億人が罹っている病気なのです。結果として歯周病が原因で引き起こされる病気になる人も多い、ということなのですね。

美には健康が欠かせないように、健康な身体には健康な歯が欠かせないのです。今は痛みや自覚症状がなくとも、ひょっとしたら歯周病は知らぬ間にかなり進行しているかもしれません。

美しさのためにも、健康のためにも、せめて半年に1度は歯科を訪れ、歯のメンテナンスをしていただきたいものですね。