大阪市阿倍野区西田辺にある歯科 審美治療・矯正治療なら いえさき歯科へ

歯科Q&A

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インビザライン

Q
装置は1日中つけっぱなしですか?
A

装置は1日のうち 20時間~22時間装着が義務つけされています。装着時間を順守していただくことがインビザライン治療を成功に導く最大の秘訣ですので、「メガネをかける」「コンタクトをつける」「お化粧する」「服を着る」などと同じ感覚でご自分の体の一部のように慣れていただくことが重要です。
だいたい最初の1週間ぐらいで20時間装着する習慣に慣れる方が多いようです。

Q
治療期間はどのくらい?
A

よく聞かれるご質問ですが、動かしたい歯の本数やその距離幅により大きく変わります。症例の難易度・歯の動きやすい動きにくいという個人差・抜歯矯正と非抜歯矯正の違いなど、平均で1年半から2年程度です。非抜歯であれば一年程度で治せることもありますが、出っ歯や受け口また極度の乱杭など状態の重いケースは、3年以上かかることもあります。当院では、あらゆるケースに対して2年以内を目指して治療に当たるように心がけています。

Q
ワイヤー矯正とマウスピース矯正で歯の動きに違いが出るのでしょうか?
A

ワイヤー矯正の場合、マウスピースに比べ大きく動かしたい歯の隣にある歯には大きな力がかかります。そのためその歯がダメージをかなり受けやすく、ムダな動きをする事もよくあります。
インビザラインの場合、最終ステージまでをいくつかのステージに分け、それぞれのマウスピースで必要最小限に動かしていくのでムダな動きがないのが特徴です。また、歯列全体に力が分散するので、特定の歯にダメージを与えるとがありませんので、歯根吸収を招くリスクはかなり低下します。

Q
インビザラインは最初に全てのマウスピースを作成するとのことですが、途中で合わなくなったなどの場合はどうするのですか?
A

計画通りの力がかからない、アライナー(マウスピース)を規定時間装着していない、などの理由でマウスピースが合わなったり、シミュレーション通り治療が進まない時治療計画を一から作成しなければならなくなることはあります。 その場合はマウスピースも作り直しとなりますが、インビザラインは5年間の保証期間があり、作り直しや追加作成の費用は一切かかりませんのでご安心ください。ただし、検査費用のみ別途必要になります。

Q
「さし歯」と矯正治療はどう違うのでしょうか。
A

「さし歯」とは、歯の土台(歯肉の中にある歯の根)は残し、見える部分の歯だけを人工的な歯にするものでした。現在では、ほとんどされなくなった治療法ですが、その言葉だけが残っています。現代では、メタルボンドやオールセラミッククラウンがその治療法にほとんど置き換わっています。どちらにしても見栄えをよくするための治療です。歯の見栄えを良くする治療を審美歯科治療と呼んでいます。歯を削ったり歯を抜いたり、して元の形を無くして人工的に整って見える歯を入れるのがいわゆる差し歯です。矯正は歯を動かして並べることで歯並びを整え天然の美しい歯列に導く治療です。

最近、セラミック矯正という言葉を使い大々的にテレビコマーシャルを行っている美容外科がありますが、セラミック矯正という言葉は、造語です。歯の形を整える意味で矯正という言葉を使う気持ちはわかりますが、本来の矯正とは大きく異なる治療法にもかかわらず、「審美矯正」「審美歯科」というものが独り歩きしていりようです。審美矯正と本来の矯正治療とが大きく違う点は、「歯をどれくらい抜くか」にあります。

端的にいうと、セラミック矯正や審美矯正と呼ばれているものは、歯を抜き、抜いたあとに形の良いブリッジやさし歯など、人工的に作った美しい歯を入れて歯並びをととのえます。この方法では、歯を抜いたり削ったりした後に歯型を採り、技工士の作った見た目的に美しいはを入れるだけですので、来院回数2~3回と治療が早く進むわけです。しかし、われわれから見ると、抜かなくてよい歯まで抜いてしまって、人工のものを入れますので劣化が早くなります。さし歯(セラミッククラウンやメタルボンドも含む)は、外に見えている歯を全部切りとってしまい、歯肉に埋まっている部分を土台にして人工の歯をつなぐ方法です。ですから、土台の根と作り物の外から見える歯の部分との位置や角度が大幅に異なる場合が多く、よほどの匠が作らない限り、こわれやすかったりします。そして時間が立つにつれ、つなぎ目の部分がだめになったり、虫歯になりやすく、人工の歯にかかる嚙む力によって歯肉が傷ついたりするという欠点もあります。

本来の矯正治療は、やたらに歯を抜くことはしません。生きている自分の歯できれいな歯並びや嚙みあわせを完成させることができます。出っ歯や受け口あるいは、著しい乱杭歯どうしても抜かなくてはならない場合は、そのスペースに自分の歯を移動させるので、無意味なスペースが余ることはなく、成人の特別な症例を除いては、抜いたところに人工の歯を入れることもありません。歯を抜かずに矯正治療をしたいと希望する人は多いと思われます。やむなく抜くケースがあっても、これまでの経験や矯正器具の発達もあり、抜かずに矯正できるケースが益々ふえています。

ただし、歯全体を動かす矯正治療は歯槽骨全体にも影響を及ぼし、顔の骨格や顎の関節にも影響を与える治療なので、きちんとした信頼関係を結べる矯正医にかかることがたいせつですし、顎関節や顔の骨格がまだ完成していな成長期に行うほうが成長を利用できるという点で有利ということになります。歯は一部を治すのではなく、全体的に治すほうが将来的にも安定するといえます。