大阪市阿倍野区西田辺にある歯科 審美治療・矯正治療なら いえさき歯科へ

顎関節症

顎関節症について

顎(がく)関節症は一つの原因で起こる病気ではありません。TCH・ストレス・歯ぎしりや 食いしばり・悪いかみ合わせ・片側噛みなど、多くの原因が複雑に関係しあって症状が出ると考えられています。

それぞれの要因を足したものが、その人の耐久力を超えると発症すると言われています。

かみ合わせ異常も、そのように幾つかある原因の一つに過ぎないと考えていますが、かみ合わせの異常が原因の多くを占めている場合は、そちらの治療なしでは治すことは難しいです。

顎関節症の記事

かみ合わせの悪さ。原因は、顎関節症…?

    • 口を開けるとアゴが痛い
    • 口を開けるときアゴが音をたてる
    • ストレスで歯を食いしばる癖がある
    • 顎痛くて食事中によく噛めない
    • 片側ばかりで噛む癖がある
    • 歯ぎしり・頬杖の癖がある

顎関節症は、いろんな原因が複雑にからみ合って発症するといわれています。
もしこんな症状が思い当たる方は「顎関節症」の疑いがありますので、ご相談下さい。

顎関節症 症例

治療前 上顎と下顎の真ん中(黒いライン)があっていません

治療後(スプリント療法後)

治療後(スプリント療法後)

治療完了(前歯にきれいなオールセラミックを装着して完了)

顎関節症(かみ合わせ)治療の進め方

D function (歯科用両側性筋電気刺激装置)

顎関節や咬筋などに電気刺激を与えることで、頭頸部の疼痛緩和や筋肉の弛緩が期待できます。

通電した際の皮膚への刺激が少ないので、快適かつ安全にご使用いただけます。
他にも、傷ついた組織の修復を早め治癒を促進したり、筋のバランス調整も可能です。

治療を施して患者様が実感された例

  • 肩こりが軽減した

  • 偏頭痛が無くなった

  • 生理痛が軽減した、
    もしくはなくなった

  • 背中のハリがなくなった

治療例

  • 顎関節 − 頚椎

  • 顎関節 − 頚椎

費用

『D FANCTION』による治療は保険適用が可能です

費用 負担額 440円(負担率3割の場合)

スプリント療法

口の中に一時的にかみ合わせを修正したマウスピースを夜間装着することで、顎の関節に対する負担を軽減し、全身の症状を軽減させます。

  1. Step01初診時

    • 患者様の症状、訴えを詳細に聞きます。
    • 痛みがある場合、その病歴を詳しく話していただきます。
    • 痛みのある部位の診査をします。口腔周囲筋、頭頚部の筋触診を行います。
    • 開口量、顎の編位などを診査します。
  2. Step02さらに詳しい検査が必要な場合

    顎の関節のレントゲン、口腔内写真、スプリントが必要な場合、スプリント用の歯形を取ります。(保険内診査 2,000~3,000円位)さらにCTの撮影が必要なことがあります。

    スプリント(バイトプレート)について顎関節を安静にするためにバイトプレートをおもに夜間装着します。バイトプレートの目的は、

    • 治療の初期段階で顎関節を安静に保つ。
    • 顎関節症の症状がかみ合せによるものかどうか診断する。

    症状が、取れるまで1ヶ月〜3ヶ月使用していただきます。

  3. Step032回目来院

    検査結果の説明、顎のズレを修正するためのスプリントを 調整し装着していただきます。
    通常1ヶ月くらい、2週間〜3週間に一度調整をします。 (保険適用6,000円~8,000円位)

    歯型採りの流れ

  4. Step043回目来院

    これ以降は患者様症状に合わせて治療をすすめていきます。

      • スプリント治療
      • 再検査
      • 顎関節症精密検査
      • 顎関節症規格撮影
      • セファログラム
      • 咬合検査
      • CT検査
      • スプリント治療
      • 再検査
      • スプリント治療終了
      • 矯正治療
      • 補綴治療
      • 咬合調整
      • セルフケア
      • セルフケア

    経過観察

CTスキャンにより顎関節の形態と位置が正確にわかるようになりました

CT撮影が、歯科保険適用となりましたので、顎関節の形態と位置の診査が簡単になりました。
関節の位置異常や変形が疑われる場合、CT撮影を行います。

上図がCTデータを3D映像にしたものです。この映像を患者様といっしょに見ることで情報を見える化し、わかりやすく明確な説明をいたします。具体的な変形は、下図のような断面を見ることで評価でき、位置異常は 実寸で計測することにより数値化して評価することが可能になりました。