ラミネートベニアってどんな治療?

気になる歯を白くするラミネートベニアってどんな治療?

ふとした拍子に見える歯は顔の印象を大きく左右してしまうものです。ですから、当院でも歯を白くしたいという要望は非常によくいただきます。

美しい歯を手に入れるために歯科医院でできる治療法には、美しい白色をした素材でできた“クラウン”を被せる方法があります。ところが、クラウンは元の天然歯を大きく削らなければいけないので、抵抗感を持つ人も少なくないかと思われます。そこで、なるべく自分の歯を傷つけずに、また着脱できる形に留めておく方法として“ラミネートベニア”という治療法をおすすめします。

◆歯を白くする方法は「ホワイトニング」「クラウン」「ラミネートベニア」の3つ

歯を白くするためにできる治療法は、「ホワイトニング」「クラウン」「ラミネートベニア」の3つの方法が代表的です。それぞれどのような場合に有効か比べてみましょう。

 

ホワイトニング

ホワイトニングは薬剤を使って歯の表面に付いた汚れを分解したり、表面の状態を少し変えたりすることで歯を白くする方法です。健康な歯をまったく削る必要がないので気軽に取り組むことができますが、むし歯の治療で詰め物や被せ物を入れている場合、その詰め物を白くすることはできません。また、一度白くなった歯も色戻りを起こすことがあります。

クラウン

クラウンは白くて美しい素材の被せ物を歯の上から被せる方法です。今は天然歯の色合いに近いセラミック素材で被せ物が作ることができるので、見た目には非常に美しく仕上がります。半面、クラウンを装着するためには健康な歯を大きく削る必要があるので、歯を残しておきたいと考えている人は強い抵抗を感じるかもしれません。既に入っているクラウン(銀歯)を入れ替えると審美性の回復に非常に有効だと思います。

ラミネートベニア

ラミネートベニアは歯の色をした薄い板を貼り付けて見た目を改善する治療法です。クラウンのように歯の全周を削る必要がなく、とくに当院で使用しているスーパーエナメルというラミネートベニアは歯を削らずに装着でき、もちろん神経に影響を与えることもありません。ちょうど付け爪のイメージが近く、前歯の「付け歯」と表現すれば分かりやすいのではないでしょうか。

ラミネートベニアのメリット・デメリット

ラミネートベニアの歴史は意外に古く、1920年代にはハリウッド映画の俳優が取り外しができるものを使用していたようです。当時はあくまで撮影用の小道具で長く使うことは想定されていませんでした。それから次第に素材が進歩し、最近では長く使っても色が変化しづらく、すり減りにくいセラミック製のラミネートベニアが広く用いられるようになってきました。

ラミネートベニアのメリット

ラミネートベニアのメリットは、歯を大きく削らずにセラミック製の人工歯を装着できることです。歯が変色していたり、歯と歯の間に隙間がある場合に有効です。また、位置や形が不自然な歯も、もとの歯を大きく削らずに見た目を整えることができます。これがこの治療法の大きな特長だと言えます。

ラミネートベニアのデメリット

ただし、ラミネートベニアは薄い板を歯の表面に貼り付けるので、大きなむし歯のある場合など、表面の状態によっては接着させることができません。また、硬い食品をかんだ拍子や歯ぎしりをして大きな力がかかった拍子に欠けたり、剥がれてしまったりすることもあります。歯ぎしりやかみ締めがある人は、そちらの治療も同時に受けることが望ましいでしょう。

◆当院で使用しているスーパーエナメルとは

当院では、健康な歯を永く維持していただくために極力削らない歯科治療を心がけています。クラウンに比べて歯を削らなくて済むラミネートベニアは、お口の健康を維持しながら美しさを手に入れる方法としておすすめできる方法です。

そして当院では、削らずにラミネートベニアを装着していただくために、スーパーエナメルを導入しています。スーパーエナメルは歯の表面を全く削らずに貼り付けることができるラミネートベニアで、強さと美しさをかね揃えた素材でできています。

装着できる症例

  • むし歯がなく、色や形の審美性を高めたい人
  • 目立つ修復の痕をカモフラージュしたい人
  • 歯と歯の間に隙間があり、隠したい人
  • 歯並びが気になっているが矯正治療に抵抗感が強い方

治療期間

ラミネートベニアの装着自体は2回の通院で完了します。
むし歯など他に治すべき病気があれば、そちらの治療のための通院が必要なことをあらかじめご理解ください。

装着後のお手入れ

装着後も普段通り歯磨きしてください。永く良い状態で使っていただくために、歯ブラシだけではなくデンタルフロスなどを使って丁寧にケアするように心がけてください。かみ癖によって割れたり、磨り減ったりすることもありますから、定期検診を受けることをおすすめします。

ラミネートベニアについてよくいただく質問はこちら(ラミネートベニアページ)でもまとめてあります。ぜひご参考にしていただきたいと思います。また、お気軽に当院までご相談ください。

ページトップへ