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治療実績

カテゴリー:

CTを利用した治療①

CTを利用した治療
患者様

50歳代の女性

主訴

左上6の痛み

現病歴 左上の奥歯が熱い冷たいともに滲みる。5~6年前に歯ぎしりが原因と言われ、マウスピースを作製し、ひどくなって来てから寝るときにまたつけるようになった。数年前から気になっていたが、1ヶ月前から我慢できないくらいひどくなった。
デンタルX線所見 狭い歯髄腔 口蓋根尖に影が見られるひびと思われる影は、単純X線では判断できなかったのでCTを撮影することにする

CT所見より
上顎洞にポリープ状の粘膜肥厚が見られる。クラックは、CTでも判りにくい

左上6が原因歯である可能性が高いことを説明し、抜髄することに同意された。髄腔を開けたところ近遠心的にクラック様の線が認められた

2018/08/10
根管貼薬 症状は、消失

2018/08/20
左上6が完全に縦に割れて来院
痛みはないが、抜歯になる可能性が高いことを説明したうえで、どうしても残してほしい患者さんの希望に沿って保存を試みることに
抜髄した3根は、かなりきれいなのでビタペックスにて仮根充ひびは接着性レジンにて接着して感染経路を完全に封鎖し1か月以上経過を見ることにする

2018/09/15
仮封をはずしビタペックスを交換。ひびは、接着性レジンで封鎖されている様子。
前回同様の貼薬仮封を行う

2018/10/01
仮封をはずし、ビタペックスを交換
ひびは、接着性レジンで封鎖されている様子
前回同様の貼薬仮封を行う
順調なので、初診から5か月今日から3か月となる次回
に再度CT撮影を行うことを伝え同意を得る

2019/10/19
CTを撮影
左上6が原因歯と考えていたドーム状の粘膜肥厚は、完全に消えていた。


下顎が後ろに下がりました。

治療経過


2019/01/19
テンポラリークラウンを入れることにして印象を行う

2019/02/01
テンポラリークラウンを合着用セメントで装着し6か月後の9月まで経過を見ることにする