いえさき先生のコラム
驚きの米国人的価値観!!!「美肌よりもキレイな歯が欲しい」
美しいと感じるものや大切にすることは、国や地域によってさまざまです。女性の美に関する価値観もそうです。以前、アメリカ人を対象に行われたある調査結果で、「透きとおるような美肌よりも手に入れたい」と多くの人が回答したもの、それは日本人からするとちょっと意外な身体のパーツでした。
■第一印象に重要なのは美しい歯
この度ご紹介するのは、アメリカのマーケティング会社Keltonがアメリカ人1,047人を対象に、まっすぐ並んだキレイな歯とガタガタの歯の男女の写真を見せて、どう感じるか調査したというもの。
結果、歯は笑顔の一部であり、29%の人が最初に人の印象を受けるときに歯に注目すると回答。さらに24%が出会った後相手の顔を思い出すときに、顔のパーツの一つとして歯を考えると回答。白く輝く歯が口元から見える笑顔は、相手への第一印象を強く残すためにも重要な要素であることがわかります。
■美しい歯は人生成功のカギ
相手へ与える印象に歯が大きく関わっていることは、ビジネスシーンでも同様のようです。同程度のスキルや経験がある人と仕事を競う場面で、歯並びの悪い人よりも、「キレイな歯の人の方が仕事を手にするだろう」と45%が回答。さらに58%の人が、まっすぐな歯の人は「成功しそう」「お金持ちになりそう」とイメージしています。
またきれいな歯の人は、47%が「健康そうに見える」、38%が「頭がよく見える」、21%が「ハッピーに見える」と回答。さらに73%が「良い仕事や洋服、車を持っている人よりも、きれいな歯で笑顔がステキな人の方を信用する」と答え、歯の印象が健康面だけでなく人の内面にまで、大きな影響力をもっていることが明らかとなりました。
■美肌よりもきれいな歯が欲しいと思うアメリカ人は半数以上
このように、アメリカ人にとってきれいに並んで白く輝く歯は、人の信用にまで関わるとっても重要なパーツです。だから美しい歯に対する憧れや執着心は強く、「透きとおるような美肌よりも、きれいな歯で魅了する笑顔を手に入れたい」と半数以上(57%)が回答しています。