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いえさき先生のコラム

矯正歯科

えーっつ!日本人の歯並び悪さは先進国最低なの(3)

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アイドルグループの人気の傾向など、依然として“カワイイ”がもてはやされているのも関連して、こと歯並びの美意識に関して、日本人は諸外国と比べて大きな後れをとっているのが現状です。

ということで、一回目と二回目に引き続き最終回になりますが、“日本人の歯並び”の実態や意識に迫っていきます。

一回目の記事と同じアンケートで行った「自身の歯並びについて歯科医に相談したことがあるか」という質問には、日本23.5%(47 名)・アメリカ67.5%(135 名)・中国74.5%(149 名)が「相談したことがある」と回答。

日本では歯科医への相談すらも一般的に行われていない実態が明らかになりました。

さらに、矯正治療中のイメージについて、「歯並びが良くなっていくのが、うれしい」というポジティブな印象と「矯正装置による不自由で、つらい」というネガティブな印象のどちらにあてはまるかを聞いたところ、海外では「歯並びが良くなっていくのが、うれしい」アメリカ76.0%(152 名)・中国63.5%(127 名)に対して、日本は63.0%(126 名)が「矯正装置による不自由が、つらい」と正反対の傾向が見られました。

これは興味深い傾向ですね。

■「矯正装置の見た目がイヤ」な、日本人の意識

日本人は、装置による矯正治療へのネガティブイメージが強く、「矯正装置をつけることに心理的な抵抗がある」72.0%(144 名)とも回答しています。

そこで、「どのような装置があれば治療したいか」という質問には、「目立たない装置」が65.0%(130 名)と最も多く挙げられ、次いで「違和感の少ない装置」50.5%(101 名)、「痛みが少ない装置」49.5%(99 名)、「取り外しが可能な装置」31.5%(63 名)、「金属アレルギーでも可能な装置」14.0%(28 名)の順で回答されています。

矯正治療もどんどん進んでいるので、実際に現在の治療現場では、「裏側矯正(舌側矯正)」や「透明マウスピース矯正」など、目立たない装置が使われています。

しかし、それぞれの矯正治療の認知度を聞いたところ、「裏側矯正(舌側矯正)」は日本25.5%(51 名)・アメリカ56.5%(113 名)・中国72.0%(144 名)、「透明マウスピース矯正」は日本30.5%(61 名)・アメリカ83.0%(166名)・中国78.5%(157 名)というように、日本では海外に比べて目立たない矯正治療が知られていないのが現実

そのため、矯正治療に踏み切れないという方も多いのかもしれません。

もともと、矯正治療は良い歯並びを手に入れるためのもの。本来は「恥ずかしい」という感情よりポジティブにとらえられるべきものなのですが、日本ではその矯正装置への抵抗感が、美しい歯並びを遠ざけているというのです。なんだかもったいないように感じます。

みなさんは、日本での“歯の矯正治療の実態”を、どのように感じますか?

 

お問い合わせ先:阿倍野区西田辺 いえさき歯科 ☎06-6624-4500

見えない矯正についての詳しい情報は⇒ https://www.iesaki.net/%e3%82%a4%e3%83%b3%e3%83%93%e3%82%b6%e3%83%a9%e3%82%a4%e3%83%b3/