大阪市阿倍野区西田辺にある歯科 審美治療・矯正治療なら いえさき歯科へ

いえさき先生のコラム

かみ合わせコラム

美人=歯がキレイ!美貌や健康に関わる歯の大切さについて

gf1420432722l

噛みあわせが悪いと、ブスになる?口腔内に異常があると、デブになる??てなことが巷で囁かれています。「芸能人は歯が命」なんてCMが以前ありましたが、今や一般人だって歯が命!です。だって歯は、美容や健康に直結する大事なものですから。

噛み合わせや口の中の病気が原因で、おブスになったりおデブになったり。その他にも、怖い病気や生活習慣病の原因になることもあるということがわかってきました。
歯の重要性を学び、せめて半年に1回は歯医者へ歯科検診に行きましょう。

噛みあわせが悪いと・・・

c8856789ec11ab8b1013037cef6929f9-300x210

噛み合わせが悪いと、ブスになる。これはどうやら真実のようです。何故ならば、美しい人間の顔の条件のひとつに「左右対称(シンメトリー)であること」があるからです。
例えば右の噛み合わせが悪いと、左の片側ばかりを使って食事をするようになるため、左のあごの筋肉が発達しなくなってしまいます。均一に使っていないと、左右対称でなくなります。
あごのラインのずれや歪みは、口元→頬→目元と他の顔のパーツにも影響をおよぼします。そして全体的に左右非対称の顔が出来あがり、人が見て「美しい」と感じる感覚から外れてしまうのです。
とはいえ、いくら左右が対象であっても口元が受け口や出っ歯になっていると、今度は「顔の上下のバランスが崩れている」と見られることに。
特にひどい出っ歯や受け口の場合は、口を閉じにくいため時上下の唇の間に微妙なすき間が出来てしまうため、間の抜けた印象となり、美人とは程遠くなってしまいます。噛み合わせの悪さは顔の歪みにつながり、鼻筋も曲がって美醜に関わる大きな問題が出ます。

口腔内に異常があると・・・

口腔内に異常があると痛みや違和感のせいで充分な咀嚼ができなくなるため、かきこむような早食いをするようになったり、あまり噛まなくとも食べられる柔らかいものばかりを食べるようになってしまいます。
そうして充分に咀嚼をせず飲みこむようにして食事をしていると、なかなか満腹中枢が刺激されず、結果的に大食いをすることになってしまいます。そして、太る原因を作ってしまうというわけです。

もっとある、怖~いこと

関節円板について木野図4

ここまでは歯が容貌におよぼす影響について書いてきましたが、噛みあわせや口腔内の異常は健康に大きな影響をおよぼします。
例えば、頭痛や肩こりの原因が歯にある、という事実。噛みあわせが不自然だと、あごから側頭部にかけての筋肉が常に緊張している状態になってしまいます。そしてその緊張状態が続くと、筋肉が硬くなり、血行が悪くなり、頭痛や肩こりが生じる原因になるのです。
この他にも、耳鳴り・不眠症・自律神経失調症・集中力の欠如などの原因は噛みあわせが悪いせいだった、ということもあます。
噛みあわせの悪さは、顔だけでなく全身の骨格が歪む原因になり、あらゆる不定愁訴(特定の病名をつけられない、ばくぜんとした身体の不調)を招いてしまうのです。

そして、もっともっと怖いのが歯周病

004442_20101118_0001

歯周病菌によって、心筋梗塞や脳梗塞が引き起こされることがあるのです。
歯周病菌はもともとは口腔内に存在しますが、腫れた歯肉から体内に侵入し、全身の血管へとめぐります。そうして歯垢由来の病原菌が脳や心臓の血管にたまり、血管が詰まって脳梗塞や心筋梗塞が起きてしまうことにつながります。
全ての脳梗塞や心筋梗塞の原因が歯周病にあるとは言えませんが、歯周病が原因で脳梗塞や心筋梗塞になるケースは少なくはないようです。
なにしろ、人類に最も蔓延する病気としてギネスにも載っているくらいですし、30代以上の方の80%以上が歯周病にかかっているのですから。歯周病が原因で引き起こされる病気になる人も多い、ということなのですね。
美には健康が欠かせないように、健康な身体には健康な歯が欠かせないのです。今は痛みや自覚症状がなくとも、ひょっとしたら歯周病は着実かつ確実に進行しているかもしれません。

美しさのためにも、健康のためにも、せめて半年に1度は歯科を訪れ、歯のメンテナンスをしたいものですね。