「８０２０運動」ってご存知でしょうか？
1989年から、厚生省（当時）と日本歯科医師会が提唱し始めた運動であります。
これは、「日本人の平均寿命である８０歳まで、２０本の歯を保ちましょう」というものです。
この運動は功を奏し、下記のグラフのように8020運動が開始された当初、「8020」を達成している高齢者（後期高齢者：75歳以上）は10人に1人にも満たない状況でした。しかしその後「8020」達成者の割合は増加し、最近の全国調査（平成23年歯科疾患実態調査）では、後期高齢者の37%が達成してることが示され、今後も増加することが予測されています。日本の中心地東京都港区では、平成２４年の調査で５０%以上を達成しています。
このように、
歯に対するちょっとした意識を変えるだけで、
歯は丈夫になるし、美しくなるもの。
歯科医療の技術や材料がこの数十年で
格段に向上してきているので、
上手く利用していただき
できるだけ「入れ歯」に頼らず年齢重ねていただきたいものであります。
ちょっとすいません、「入れ歯」と聞いて笑ったアナタ。
油断なりませんよ～
歯を失うのは虫歯より歯周病が原因であることがほとんど
歯周病、というのは、歯と歯ぐきの間の汚れ（細菌）が原因となり
少しずつ進行し、最後は歯を支える骨までも溶かしてしまう恐ろしい病気。
特に歯周病の原因菌は虫歯にかかわる細菌とは種類が違うので、
痛みが出にくく症状に気付いた時にはかなり進行していることが多いのです。
いくら、お肌に気を遣い、綺麗なボディを保っていてる美人でも、歯がわるいと、魅力は半減どころが８割以上損をすることになります。
歯が健康で存在している今のうちから気をつけていくことが、絶対に大切ですね。
いえさき歯科では、歯周病の治療・治療後のケアに２０年以上前から取り組み、手前みそですが、
８０２０運動に貢献してきたと自負しております。２０年以上継続してケアに来ておられる患者さんのほとんどが、歯をなくしておられません。歯周病でお困りの方や歯や歯茎の継続的なケアを希望される方は、いつでもお声掛けください。