いえさき先生のコラム
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顔の筋肉を知ることで、美人顔に近づけます。
顔は、大きくて重たいためあごの骨が関節で頭蓋骨にひっかかり、それを骨格筋という筋肉が支えています。そして、その上を表情をつくる”表情筋”という筋肉が覆っているという構成です。
この筋肉たちがうまく働かずに衰えると、重たいあごの骨を支えきれずに、どんどん顔の下半分がたるんで長くなります。
だから顔の下半分を持ち上げるために必要な筋肉を鍛えよう、というのが美顔術のポイントです。でも、やみくもに顔筋を鍛えるだけでは、美人には近づけません。
鍛える前に必要なことは、筋肉をほぐすこと。
実は、ある一点を集中的にマッサージすると、効率よく顔の下半分の筋肉がほぐせることがわかりました。それが、えくぼの出来る位置にある”モダイオラス”。
ここは顔の下半分の筋肉が交わる鉄道のターミナル駅のような場所です。筋肉を一つずつやわらかくするにはかなりの労力を要しますが、”モダイオラス”をマッサージすると、そこに結びついている筋肉が一気にほぐれます。
なぜならば筋肉はその始まりや終わりの部分を刺激することで、”ゆるむ”という性質があるから。モダイオラスをマッサージした後に筋トレを行うと、顔の筋肉が動かしやすくなり、効果も出やすくなります。
モダイオラスとは、口角の横でほうれい線の延長線上、えくぼのできる位置にある、筋肉が集まるポイントが”モダイオラス”。ここから伸びる線が筋肉の目安。色の濃い筋肉ほど硬くなりやすい場所です。口角やフェイスラインは下に引っ張られやすく、顔の下半分が長くなります。