いえさき先生のコラム
歯を白く綺麗に並べ歯ぐきのラインも整える審美歯科
審美歯科とはどういうものかと申しすと、「歯を美しくする方法すべて」のことです。 虫歯や歯周病といったお口の中の病気を治療する普通の歯科治療とは全く異なるものです。歯科医院にける審美歯科とは以下の3つを差します。
- 歯を白くする
- ホワイトニング(光を照射し歯を白くする)
- オールセラミック、ラミネートベニア(歯の表面を少し削ってかぶせ物をする)
- PMTC(プロの手により歯の表面をお掃除し、汚れを取る)
- 歯のマニキュア(歯の表面にマニキュアを塗り白く見せる)
- 歯並びを整える
- 歯列矯正(矯正器具、マウスピースなどにより歯並びを整える)
- 歯肉を美しくする
- 歯肉の黒ずみを除去する
- 歯肉整形
普通の審美歯科治療について
審美歯科というと患者さまが最も多く持たれるイメージは、「歯を白くすること」です。
例えば前歯2本の色が茶色いので、「白くしたい!」といった時は、通常は、以下のような流れで治療を行います。
- シェードガイドという歯の色調の見本を患者さまの歯に合わせながら、ご希望の歯の色を選びます。 (シェードガイド=歯の色見本)
- ご希望の色調が決まれば、歯科技工所に指示書を書き、被せ物の作成をはじめます。
- 被せ物が出来上がってきたら歯の表面に、被せ物をくっつけます
- 色を確認し、終了
これは、簡単な普通の治療の流れです。
問題(1) 不自然な白さに違和感がある!
多くの審美歯科治療でよく問題になることのひとつに「自然じゃない」「いかにも上から被せているのがわかる」といったお悩みです。 前歯2本の色だけが妙に白くピカピカとしているため、他のご自分の歯との違和感が大きくなってしまう、というものです。
原因は、指示書一枚で、大量生産される歯科技工所に作成を依頼してしまうことにあります。 被せ物を作る歯科技工士は、その患者さまのお口を見ていません。ましてや、「その周辺の歯がどんな感じか」「どんな色か」、または「歯には模様がついているのか」「凹凸はどうなのか」など、当然知るすべもありません。
シェード番号で指示された色調の被せ物を歯の形に添って作るだけですので、当然このようなことになってしまいます。
審美歯科は、いわばアートの世界だとお考え下さい。 歯科医師の技術、またそれを作る歯科技工士の腕やセンス次第で、大きく変ってまいります。
(他医院で自由診療でセラミックの治療を行っている 上の前歯2本) 上の前歯、歯茎との境目が露骨で、白さ、形が不自然です。明らかに被せものをしているとわかってしまいます。
(吉本歯科医院でのセラミックの治療をやりかえた完成写真 上の前歯2本) 歯茎との境目に違和感がなく、ご自分の歯のように見えます。治療していない両隣の歯の色、風合いに合わせて被せものをつけています。
問題(2) 被せ物をした部分が虫歯や歯周病になりやすくなる
意外に知られていませんが、歯の表面を削りますので、その削った部分の隙間からバイ菌が入りやすくなり、虫歯や歯周病になる可能性が非常に高くなります。
吉本歯科医院にお越しなった患者さまの多くが他医院で治療をされ銀の「詰め物」「かぶせ物」をしています。 患者さまのお口のレントゲンを取ると明らかに銀歯の中でバイ菌が繁殖し、歯を溶かし、重症な場合には歯の根までバイ菌が浸透してしまっています。