いえさき先生のコラム
むし歯予防法①ーフッ素入り歯磨き剤を使う
歯磨き剤の選び方は、むし歯予防としてまず行うべきことは、「フッ素入り歯磨き剤」を利用することです。
成人の場合はとくに「1450ppm(あるいは1400ppm)の高濃度のフッ素配合の歯磨き剤を使うことをおすすめします。
ちなみに「ppm」は、歯磨き剤のフッ素の濃度を示し、1ppmは「100万分の1」を意味します。歯磨き剤が100万個の均一な粒子から成っているとしたら、1450ppmのフッ素配合とは、その中の1450個がフッ素ということです。パーセント表記にすると、1000ppmは0.1%。1450ppmは0.145%になります。
2017年に歯磨き剤のフッ素配合率の上限が引き上げられて以降、各メーカーが次々と新しい上限に対応したフッ素濃度1450ppmや1400ppmの歯磨き剤を発売しており、これを「高濃度フッ素配合」と表現しています。
効果的なむし歯予防のために、フッ素濃度1450ppmや1400ppmの「高濃度フッ素配合歯磨き剤」の使用をおすすめします。
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