歯の内部から白くしていくのがホワイトニング

ホワイトニングは、別名ブリーチングとも呼ばれる通り、変色している歯の表面にホワイトニング剤を塗って、脱色しながら歯を白くしていく方法です。

真っ白なシャツも繰り返してきているうちに洗濯しても黄ばみが取れなくなるものですが、私たちの歯も毎日の食事や嗜好品などによって少しづつ変色していきます。コーヒーや紅茶、赤ワイン、カレーなどの濃い飲み物や食べ物、またタバコを吸う習慣がある人など、歯の表面のエナメル質～内部（象牙質）にまで色素が沈着していき、いくらブラッシングしても落ちなくなってしまいます。

ホワイトニングはこのように内部に沈着してしまった色素を取り除くことが出来るため、歯が白くなるのです。歯の表面に塗ったホワイトニング剤の成分（過酸化水素・過酸化尿素）から発生するフリーラジカル（活性酸素）により、歯の内部に沈着している汚れを分解することで、歯の内側から白くしていくのです。

自然できれいな白さを引き出すホワイトニング

ただし人によって歯の色は様々です。自然な歯の色のなかには、青みががった白もあれば気味がかった白、ピンクやオレンジ、グレーや茶色がかった白もあります。ですから、ホワイトニングの効果にも個人差があります。また歯の厚さや色素沈着の程度、変色の原因などによって、企画的少ない回数で結果が出る人もいれば、ある程度回数を重ねて希望の白さに到達するケースもあります。

ホワイトニングは、その人がもともと持っていいる歯の色味を生かしながら、最も自然ですっきりした、きれいな白さを引き出し行くものと考えて頂ければいいでしょう。

本の歯の色合いによって得られる白さも様々ですので、カウンセリングの際によく相談して納得のいく説明を受けるようにしましょう。より白くなるという点では、どなたも変わりません。医院には、シェードガイドと呼ばれる歯の色見本が置いてありますので、元の歯の色とシェードガイドの色を比較して、どの程度まで白くしたいのか具体的に希望を伝えるとよいでしょう。