いえさき先生のコラム

「小児矯正」で美しい歯並びを!

2020.02.03 小児矯正矯正歯科

 

「子供の歯並びは親から遺伝する」という噂を耳にしたことはありませんか?

顔立ちなどの骨格が親に似るという点から、確かに遺伝も重要な要因です。しかし、最近ではそれ以上に、日常の癖や生活習慣が歯並びに影響を与える恐れがあることが分かりました。その癖などを考えながら、お子様の歯並びを改善する方法として「小児矯正」があります。今回、お子様の歯並びが悪くなる原因と、対策としての小児矯正のメリットなどを皆さまにご紹介します。

 

お子様の歯並びが悪くなる5つの習慣

お子様が生活するうえで、歯並びが悪くなってしまう習慣は主に5つ考えられます。

1.軟らかい食べ物を中心とした食事

一般的に6歳から12歳までの乳歯が永久歯に生え変わるまでの期間は、顎の骨と周りの筋肉を鍛えるための大切な時期です。顎が発達していると、歯を支えるために十分な土台が出来あがっており、綺麗な歯並びが揃ってきます。噛むことで筋肉が刺激され、その刺激を受けて顎の骨は発達し、丈夫な骨を造りだすからです。しかし小さいお子様は、ハンバーグなどの軟らかい食べ物を好みます。大切な時期に軟らかい食べ物を中心とした食事を続けると、顎が発達しません。歯を支える土台が出来ていないため、歯並びが悪くなるのです。

2.口呼吸

鼻呼吸ができている人は、唇が閉じると自然に上顎に舌がくっつきます。舌が押し上げる力で、上顎が鍛えられるのです。それに対して、口呼吸の場合、空気の通り道を口に作るため、舌が下顎に垂れ下がった状態が続きます。結果、上顎が鍛えられず歯を支える土台を作られないので、歯の生えるスペースが確保できず、歯が前に出てきて出っ歯になったり、歯並びがガタガタになったりします。

3.おしゃぶりや指しゃぶりの癖が続く

日本小児歯科学会では「1歳半頃からやめる準備を始め、2歳過ぎまでにやめること」を推奨しています。なぜなら、指を吸っている最中は親指で前歯を裏側から引き気味になるため、出っ歯になりやすくなります。また、おしゃぶりでは、口をすぼめる動作が顎の発達に影響を与えるのです。それにより、奥歯の噛み合わせのズレや上の歯と下の歯にすき間ができる開咬(かいこう)の原因になります。

4.頬杖をつく

意外かもしれませんが、頬杖も原因のひとつです。人間の頭の重さは、体重の約10%といわれています。頬杖をすると、力が1点に集中するため、特に奥歯に強い力がかかります。顎が未発達の状態だと、奥歯にズレが生じ、歯並びに影響を与えるのです。

5.舌を出す

舌を出す癖があると、前歯が舌により押し出される形になります。すると、舌の力により前歯が出っ歯の状態になり、上下の歯の間に舌が位置し続けるため、開咬の原因にもつながります。

小児矯正のメリット

成長途中にある子供のときにおこなう小児矯正は、成人矯正にないメリットがたくさんあります。

1.顎の成長をコントロールできる。

お子様の顎は成長途中にあることから、成長を進めたり抑えたりと、小児矯正はコントロールしながら治療をおこなえます。本来なら外科手術が必要な場合であっても、小児の段階から治療を始めることで、比較的容易に容姿や噛み合わせなどの改善が可能になるのです。

2.抜歯をする必要がほとんどない

小児矯正では、顎の正しい成長を促すため、矯正をおこなうお子様に多い「永久歯が生えるためのスペースがない」という問題を回避できます。早期の治療により、抜歯をしなくても矯正が可能に。※歯並びの状態によっては、抜歯が必要な場合もあります。

3.歯が動きやすく矯正しやすい

子供の骨は柔軟性があるため、歯も動かしやすく、歯並びを改善しやすくなります。身体が大きくなってから行う矯正治療は、歯が元の位置から器具によって動かされるときに強い痛みを伴うものでした。ですが、子供の場合、骨の柔軟性により痛みを感じることが少ないまま治療を進められます。

4.本人の健康に繋がります

早くから矯正治療をおこなうと、歯だけでなく、舌も正しい位置に置くことができます。そうすると正しい食べ方や飲み方、発音を覚えられるので、正しい成長・発達につながり、毎日を健康に暮らせることでしょう。

いえさき歯科で提案する新しい矯正方法「T4Kトレーナー」

成長途中にある子供のときにおこなう小児矯正は、成人矯正にないメリットがたくさんあります。

t4k

小児矯正というと「笑ったときに金属の装置(ブラケット)が見える」というイメージをお持ちの方が多いのではないでしょうか?そのため、見た目が気になったり、歯が痛んだりすると思われがちです。確かに以前はブラケットを装着して治療をおこなうのが、小児矯正の常識でした。

しかし、当院では「T4Kトレーナー」という装置を用いた、新しい矯正治療を導入しています。単に歯並びを美しくするだけでなく、口や舌、唇や口周りの筋肉を鍛えながらおこなう方法です。この矯正治療は、口呼吸から鼻呼吸への改善も期待できます。口呼吸を治せば、口腔内の乾燥がなくなるので、虫歯の原因になるプラークが歯に付きづらくなり、虫歯や歯周病のリスクが最小限に。さらに、風邪などの感染症を防ぐ確率も高まるなどメリットばかりです。

しかも、T4Kトレーナーの使い方は非常に簡単です。寝る前までの日中に約1時間使用し、就寝中はずっと着用。つまり、学校に行っている日中に着用する必要はありません。帰宅してから寝るまでの間に、まず1時間着用すれば良いのです。また、自分自身で装置の取り外し可能なので、矯正治療をしていることや見た目を気にすることなく治療に専念できます。食事の際も外すことができるため、装置に食べカスがたまってしまい、虫歯ができてしまったなどのリスクも少なくなります。

まとめ

歯並びに自信がないお子様や、そんなお子様を気にされるご両親も多いことでしょう。しかし、矯正治療に関して大人にはないメリットが子供にはたくさんあります。

大人になってからでも矯正はできますが、子供は思春期など、多感な毎日を過ごします。あらゆることにおいて感受性が高い時期に、歯並びといった自分の見た目が気になるという問題は避けるべきです。当院では、そんなお子様の美しい歯並びを手に入れるための小児矯正を新しい治療法からご提案しております。

矯正を考えている、お子様やご両親の皆さま、いえさき歯科まで是非お問い合わせください。
小さな頃から治療をおこない、美しい歯並びと健康な毎日を手に入れましょう。そのために、当院の医師とスタッフが皆さまに寄り添います。

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