いえさき先生のコラム
笑顔のために口元を再チェック
健康美人の第一条件は素敵な笑顔。そして、笑顔を左右するのが口元です。それでは口元をチェックしてみましょう。
すべてクリアならば、あなたは〝とびっきりの笑顔美人″間違いなしです。
歯の色は、真っ白ではありません。イエローアイボリー、ほんの少し黄色っぽく、適度に白いのが理想です。あまり白すぎても不自然です。ステインなどの着色や変色、歯石がある場合はクリーニング&ホワイトニングをおすすめします。
歯並びはすべての歯が整然と並び、曲がったり、重なったり、突き出していないのが理想です。出っ歯や受け口、乱ぐい歯、すきっぱ、八重歯などは、矯正治療をおすすめします。
歯は適度な大きさで、長さと幅の比率が大事です。歯が小さい「すきっ歯」、特に前歯にすき間があると、第一印象はとても悪いものになってしまいます。事故などで歯が欠けたり折れたりすり減ったりして大きさが変わってしまうことがあります。痛みがなくても、細菌感染など何らかの原因で歯の神経に損傷があると、歯の色が変わってくることもあります。歯科医に相談しましょう。
タバコのヤニ、茶渋や色の濃い食品は歯の表面に汚れとなって残り、歯の色を変えてしまいます。表面をクリーニングすれば汚れはスッキリと落とすことができます。歯を本来の色に戻しましょう。
むし歯の治療をした歯やさし歯が黒く変色していませんか?原因は、治療で使った材料の長期使用による劣化などが考えられます。ラミネートべニアやオールセラミッククラウンで、キレイにすることができます。
笑ったときに金属の詰め物が見えることはありませんか?すべての歯は無理でも、見える所は自然なセラミックに変えることをおすすめします。ワンランク上の笑顔になるでしょう。
鏡の前で微笑んでみましょう。上あごの歯並びの曲線と下唇の曲線がゆるやかな弧を描いている状態をスマイルラインと呼びます。スマイルラインが左右対称であれば、若々しいステキな笑顔であることは間違いありません。
歯ぐきは健康的なピンクの色が理想。暗赤色や暗紫色の歯ぐきは、不健康な印象になるので注意してください。
大きく笑ってみてください。前歯の歯ぐきラインが不揃いですと、キレイな口元に見えません。BTAテクニックで比較的簡単に歯ぐきのラインを揃えることができます。
歯磨きが不十分ですと、口の中に残った食べ物のカスや歯垢(プラーク)が口臭の原因になります。自分の歯並びに合ったブラッシングの方法を、歯科医で教えてもらいましょう。放っておいて、歯肉炎から歯周炎に進んで、口臭を発している場合もあります。
鼻の先端と下あごの先端を結ぶ線をエステティックライン(Eライン)といいます。このラインの上に下唇があり、上唇が下唇よりも少し後ろにあるのが理想な横顔です。正面から見た場合は、スマイルラインが大切です。
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