オフィスホワイトニングはクリニックで歯科医師や歯科衛生士によって行われるもので、ホワイトニング剤も濃度の高いもの（３０％以上の濃度の過酸化水素水）を用い、その効果を高めるためにホワイトニングマシンで光照射を行います。個人差は、ありますが、少ない回数でホワイトニング効果を確認できることがこの治療法の特徴で、早く歯を白くしたいという患者さんに向いています。また、自分でホワイトニングをするのが面倒に思えたり、続ける自信がないという場合には、オフィスホワイトニングが向いているかも知れません。

一般には言えませんが、いえさき歯科での例ではありますが、元の歯の色が比較的白い患者さんの場合、一回の施術でそれとわかる程度に白さを増します。元の歯の色が黄色やグレーなどに変色している患者さんの場合、3～４回程度の施術が必要になることが多いです。一回の施術に係る時間は、約１時間、一度に２０本以上の歯をホワイトニングできます。患者さんは、その間、ゆっったりと音楽を聴いているだけでホワイトニングが終了します。二回目以降は、一週間から１０日ほど間隔をあけて行います。歯の再着色が始まる前に次のホワイトニングを行うことで白さが増して行きます。

漂白を行うと歯の影響を心配する人もいるかも知れませんが、ホワイトニング剤の主成分である過酸化水素・過酸化尿素は、消毒薬として使われているもので、副作用の心配なしです。アメリカではADA（アメリカ歯科医師会）とFDA（アメリカ食品医薬品局）が、許可しており、１０００万人以上の人に使用されています。

歯が特に薄い方や知覚過敏、細かいヒビが入ったりすると、まれにホワイトニングを一度中止し、薬剤濃度を低くしてもう一度ホワイトニングするなど、ｹｰｽﾊﾞｲｹｰｽで対応します。

オフィスホワイトニングは濃度の高い薬剤と光照射によって短時間で歯を白くする分、やや濁ったような白さにになりやすい面があります。また、光の届かない歯の裏側や奥歯まで白くすることはできません。特に急ぐ必要のない人や、透明感のある白さを求めるなら、ホームホワイトニングをお勧めします。

この記事のお問合せ先：阿倍野区西田辺のいえさき歯科

HP:www.iesaki.net

電話：0666244500