いえさき先生のコラム

最新審美歯科療法ダイヤモンド ラミーナについて

2020.12.09

ダイヤモンド ラミーナは、アメリカで開発された最新の審美歯科療法です。

 

素材は、これまで加工がとても難しかった人工ダイヤの材料であるジルコニアをITコンピューターシステムCADCAM で厚み0.3~0.5ミリの極薄のラミネートを削り出し、それを歯の表面に張り付ける技術です。強く、美しく、そして安全で、今やアメリカのハリウッドで大流行しています。歯を白くしたり、美しい光沢のある歯にしたり、歯並びを少し直したりをしたい方に最適です。

それでは、以下にダイヤモンド ラミーナの7つの特徴をご紹介しますね。

ダイヤモンドラミーナの7つの特徴

綺麗   天然ダイヤモンドに近い光の透過率と屈折率で美しい光沢を醸し出します。

強い   ジルコニアは、天然ダイヤモンドに次ぐ硬度と強度で壊れにくい素材です。

汚れない 表面硬度が天然のエナメル質より硬くツルツル滑沢なので汚れが付きにくいです。

無痛   歯を基本的に削らないので、痛みを伴うことがありません。(症例の仕上がり具合を見てすこし

     削ることもあります。)

削らない 削らないので外せば元の状態に戻すことができます。

薄い   厚み0.3~0.5㎜の薄いコンタクトレンズのようなラミーナを歯の表面に接着します。

取れない 今までジルコニアは硬すぎて固定する接着材との接着力が弱く外れやすいのが欠点でしたが、  スーパーリテンション(世界初特許取得)を応用することで従来の3倍(106Mpa)接着強度を得ることができました。過去3年間に約1800本のダイヤモンドラミーナは、無脱落記録更新中です。

さて、ジルコニアとは、どのような素材なのでしょうか?

ジルコニアは、酸化ジルコニウムから出来たセラミックで人造ダイヤとして知られるキュービックジルコニアと同様の成分で出来ています。強さとしなやかさ、美しさを兼ね備えたセラミックの中でも特に強度に優れた素材です。ジルコニアによって、より丈夫で審美的な歯をつくることができます。

今までのセラミックの弱点である脆さをおぎなうジルコニア

これまでののセラミックは、硬さはあっても脆く割れたり欠けたりし易かったため、金属を内側に使用して補強する必要がありました。しかし、ジルコニアは金属よりも硬く曲げ強度(折れにくさ)も高いため、今までならオールセラミックでの治療が困難だった長いブリッジなどでも、ジルコニア・セラミックだけで行う美しい治療が可能となりました。

より審美的で、幅広い症例に適応できます。

ジルコニアは内側に金属を使用する必要がないため、より透明感のある美しい仕上がりになります。また、従来のオールセラミックの素材よりも強度が高いうえに軽いひびが入っても、自らの結晶の構造を変化させて自己修復する機能も備わっています。

そのため、従来のオールセラミック素材では、すぐに割れたり欠けてしまったりして実用性が乏しかった、噛み合わせる力の強い奥歯や、長いブリッジの治療も、金属を使わずに製作することが可能になりました。

内側に金属を使用していないので、加齢などで歯茎が下がって来た時にも、歯の根元に、黒いラインが見えたり歯茎が黒ずんだりすることもありません。

ジルコニアが適した症例は?

ジルコニアもその他のセラミックも、レジン(プラスチック)とは違って、年数が経過しても変色しません。 コーヒーやワイン、たばこなどを嗜好する方でも歯に着色しませんし、プラスチックのように少しずつ水分を吸収して、経時的に黄ばんでくるということもありません。

ジルコニア以外のセラミックにもそれぞれ特徴と適性がありますが、特出した強度の高さから、特に大きな力のかかり易い奥歯のブリッジ、クラウンなどの治療やインプラントの上部構造にはジルコニアが最適と言えます。

以前は、イーマックスなど他のセラミックに比べて透明感や美しさで劣るところもありましたが、改良がくわえられ透明感や美しさも合わせ持つようになったためダイヤモンドラミーナという治療法も出現することに至ったのでしょう。

 

セラミック,ラミネートべニア,審美歯科

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