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いえさき先生のコラム

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芸能人のような白い歯になるには?

芸能人のような白い歯になるにはラミネートベニア最も簡単ではないでしょうか?

「芸能人は、歯が命!」という歯磨きCMのキャッチコピーが流行ってから25年以上経っていますが、

今でも芸能人といえば、美しい白い歯の笑顔が魅力的な歌手・俳優・モデルさんが多いですね。

芸能人がみなもともと美しい歯並びだったという訳ではなく、矯正治療を受けて美しい口元になっている人もいます。

矯正治療を受けるには、長い治療期間と高額な治療費が必要なので簡単には手を出せないと思っておられる方も多いのではないでしょうか。

芸能人を含め、もっと簡単に前歯の歯並びや形態を修正するには、セラミッククラウンに入れ替えるのが人気であることはよくご存知ですね。

セラミッククラウンについては⇒こちら

前歯の審美的な治療には、セラミッククラウンに比べて歯を削らず、通院回数、治療期間の少ない「ラミネートベニア」という治療方法があります。

ラミネートべニアについては、私のコラムでも、何度も話題をご提供してきましたが、

今回は、ラミネートべニアについて私なりのこだわりも含めてお話させて頂きます。

前歯に審美的なお悩みをお持ちの方は、美しい口元を手になる選択肢の1つとして、参考になさってください。

 

ラミネートベニアとは

ラミネートベニアは、1920年頃の映画の都ハリウッドにおいて、ハリウッドスマイルと呼ばれる口元の美しい俳優や女優が着脱式の歯を装着したのがはじまりといわれています。

昔は、いい素材がありませんでしたので、経年劣化してしまい、変色や、すり減りといった問題でした。現在では、色調や強度の点においても優れたセラミックが用いられるようになりその色調や強度は、日々進化し、ますます良い材料になりました。。

最近では、金属をつかわない治療(メタルフリー修復)が主流になりつつあり、金属アレルギーの方にも応用できることや、メタルを使った補綴物に比べて口腔内に金属イオンの流出が少ないことから、生体にとって安全性の高いことがメリットになっています。

ラミネートベニアのとは、つけ詰め感覚の歯の治療のイメージをお伝えすると理解しやすいようです。歯の表面を薄く一層削り、セラミック製の薄いつけ詰めのようなチップを歯の表面に着します。今ではセラミックの強度の向上と歯とセラミックの接着力向上により歯を全く削らないスーパーエナメルも可能になりました。

ハリウッドから始まったと言われているように、ラミネートベニアは、美意識の高い、俳優やモデルといった芸能人にも人気がある素晴らしい治療方法です。

ラミネートベニアが芸能人にもどうして人気なのでしょう?

ラミネートベニアのメリット

ラミネートベニアのメリットとしては、セラミックであることから光の透過性や色調に豊富さなどから、審美的に優れた治療方法であることが挙げられます。また、表面が硬く傷がつきにくく滑沢なため、プラークやステインがつきにくく、変色が起こりにくいこともメリットとして挙げられます。

もう1つのメリットとして、治療回数と治療期間の少ないことが挙げられます。

最短2回で終わるの治療方法であることから、忙しい芸能人も気軽に治療が受けやすいのです。セラミック製のべニアチップの製作に日数を要するため、通院回数2~3回、治療期間3週間程度とお考え下さい。

前歯は、目・鼻と同様に顔の重要なパーツですので、満足した結果が得られるよう実績のある歯科医院で治療を行うことをお勧めします。

 

ラミネートベニアのデメリット

歯を薄くではありますが、切削します。

ラミネートベニアのデメリットとして、考えられるのは、天然歯のエナメル質を切削することです。

変色や隙間がある場合、確かに審美的には問題がありますが、咬むことや、発音といった機能面には問題がない健康な歯ともいえます。そのため、健康な歯のエナメル質を切削する点は、ラミネートベニアのおおきなデメリットと言えます。先ほど述べましたように、近頃はセラミックの強度の向上と歯とセラミックの接着力向上により歯を全く削らないスーパーエナメルも可能になりました。

スーパーエナメルについては⇒こちら

自費診療

ラミネートベニアは、審美歯科の治療であるため、保険が適応されないことは前述でお伝えしました。基本的には、1本あたり8〜10万円の費用負担で行うため、複数の歯を治療する場合には、治療をする本数分の費用が必要です。

繰り返しになりますが、希望する歯の状態にするには、どれくらいの費用がかかるのかについて、カウンセリング時に、1本あたりの値段や、初診料、再診料といった項目についても料金を確認し、必要な費用の総額について想定しておくことが大切です。

適応に限界がある

ラミネートベニアは、薄いセラミックを歯の表面に接着する治療方法です。

そのため、噛み合わせに問題がある人、力仕事など日常的に食いしばりが多いお仕事の人、睡眠時の歯ぎしりが多い人にはお勧めできません。治療を行っても、ラミネートベニア自体が外れやすく、破折する可能性が大だからです。

せっかく、費用をかけて治療しても、すぐに壊れてしまってはもったいないので、ご自身に適しているのかどうか、診査診断を行ってもらったうえで治療を行うことが大切です。

ラミネートベニアの適応症

ラミネートベニアどのような症例に適しているのでしょうか。

着色や変色

歯の着色や変色があり、ポリッシングやホワイトニングでは、除去できない場合、歯の表面を一層削って、美しい透明感のあるセラミックを接着することで、歯の色合いを修正することができます。

特に、テトラサイクリン歯にも有効です。骨の中で歯が作られる時期に抗生物質の一種であるテトラサイクリンを長期に服用した場合、その時期に帯状の変色が起きることがあります。

テトラサイクリンは紫外線と反応するため、口唇で隠れる部分には、変色は見られませんが、他人からも見えやすい部分に褐色~黄色の変色が起こります。テトラサイクリン自体は、多くの菌に効く抗生剤の一種であることから、有効ですが、歯に審美的な問題が残る場合があるのです。

先端の欠け・チッピング・すきっ歯

永久歯の前歯が少しだけ欠けた場合にも有効です。2本ある前歯のうち1本が欠けてしまっている場合など、左右対称に修正することができます。

もともと、すきっ歯(歯間離開や矮小歯)が気になる場合も、ラミネートベニアで、3㎜程度であれば、隙間を埋めた形態のシェルチップを接着することで審美的な修正が可能です。歯のねじれにより隙間ができている場合にも有効です。

芸能人のような白い歯になるにはラミネートベニアがお手軽で良いと思われます。

治療期間や通院回数も少ないラミネートベニアは、忙しい芸能人にも人気の治療方法です。

経年変化による変色もないことは、自然な透明感や色調を維持できるため、接客業など人に見られる職業の方には適しているのではないでしょうか。

変色や欠け、すきっ歯など様々な症例に向いているが、歯ぎしり癖やかみ合わせに問題がある場合には、装着後短期間で割れてしまうことも想定されます。まずは、ラミネートベニアを得意とする歯科医師のカウンセリングを受けて、ご自身に適した治療方法であるかを確認してもらうことが重要です。

お問い合わせ先:

地下鉄西田辺駅より徒歩3分 いえさき歯科

☎ 06-6624-4500

HP: https://www.iesaki.net